西郊ロッヂング【荻窪散策】
福永です。
中央線「荻窪駅」の物件撮影に出かけたら、荻窪の街を気に入ってしまい、今日は仕事を切り上げてカメラ片手に散策することにした。荻窪は意外と行かない街で、勝手にサブカル的なイメージが僕の中にはあった。レトロな店やアジがあるスポットを探しながら歩いていたら、まず発見。佇まいがいいね~。
「あれ?そういえば、この辺りにレトロな旅館なかったっけ」
何で見たのかは覚えてないけど、レトロ建築的な本だったか、はたまた藤森照信あたりの本だったか。まぁ、どっちでもいいかなんて思いながら、歩いていたら、、、
ドーン!
これだー!いきなり目の前に、昨夜の夢でなんとなく恋をしてしまった(何故か夢に出てくると好きになる)人が現れるような感覚になった。というわけで写真をパシャパシャ。
せいこうロッヂングと読みます。この洋風建物は、1938年(昭和13年)に建築されました。
その後2001年に改修工事を行い、賃貸住宅となっております。西郊ロッヂングは、和風の本館と連結されており、本館は「西郊」という旅館となっているそうです。
そしてウィキペディアによると、(以下引用)
下宿屋として1916年3月、東京都文京区本郷で創業し営業していたが、関東大震災が発生したことで1931年(昭和6年)に荻窪に本館を建築して「西郊ロッヂング」として移転。1938年(昭和13年)には新館を増築し、その後、本館を旅館「西郊」として、新館を高級下宿洋館「西郊ロッヂング」として運営されるようになった。2001年(平成13年)になると、新館が改築されて賃貸アパートとして生まれ変わった。なお、本館の旅館は現在も営業されている。
今は登録有形文化財の宿として、街と調和しております。建物はただ保存して愛でるだけではなく、しっかりと使うことによって本当の意味で保存ができると思います。人と人との物語ができるからこそ歴史になっていく。そんなことを思いながら、赤ちょうちんでビールを一杯飲んで帰るのでした。
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