「東京近郊昼から散歩」根岸→伊勢佐木町→野毛→桜木町
青山物産は、たまに午後から散歩に出ることがあります。昼からなので、東京近郊の、車や電車で小一時間程で行ける場所。いままでも猿島、深大寺、府中郷土の森、高尾山、奥多摩、山手をブラブラしてきました。先日も、そんな「昼から散歩的」気分になり、さあどこへ行こうという流れに。
開放感を味わいたいというのと、歴史的建物を見たいという意見が出たので、それなら江戸東京たてもの園は、小金井公園もあるし、いいんじゃないかと調べてみたら、ちょうど定休日。。。
そこで思い出したのが根岸の競馬場。根岸森林公園も隣にあるし、歴史的建物もあり、条件にぴったりという事で、行ってきました。
外苑前から渋谷、東横線で横浜まで行き、根岸線(京浜東北線)に乗り換え、概ね1時間ちょっとのプチ旅行です。山手エリアというだけあって、平坦なのは駅周辺だけで、駅前通りの正面には高台が。目指す競馬場もこの高台の上です。
駅の反対側は海なので、眺望のよいマンションなんでしょうね。
こんな道を登っていきます。
米海軍の消防署。ボンネットタイプの消防車が停まっていました。幕末は居留地で、現在は米軍基地があるため、この辺りはちょっと外国の雰囲気もあります。
消防署の隣が根岸森林公園。競馬場だった場所が、芝生広場になっています。公園内に建物がないので、目に入るのは芝生と木々と空だけという、癒しに満ちた空間です。
木々の向こうには、お目当ての横浜競馬場 一等馬見所跡(1929年竣工)。
近代化産業遺産に指定されたようですが、修復工事がなされていないようで、フェンスに囲まれた放置状態で、中に入れないのが残念です。この裏が観客席になっていますが、米軍基地に面しているため、見ることができませんでした。基地は返還予定だそうですが、返還のタイミングで補修や保存の動きが出てくるといいですね。
メインの目的を果たした後は、お決まりの飲み屋探し。根岸駅には戻らずに、そのまま伊勢佐木町まで歩いてゆくことにしました。途中、打越の鉄橋をくぐり、
大岡川の大岡川都橋商店街に立ち寄ります。
護岸と一体化した2階建の建物に、2坪ほど飲食店が軒を並べた、商店街というより、飲み屋団地という感じです。
道路側から見ると2階建なのに、
川からのみると1階!
入りづらい雰囲気を出している建物ですが、無くなると寂しいだろうな~~なんて思いながら、開いている店がなく、野毛まで歩き、キタナシュラン三陽に。
日が暮れるとともに赤くなる野毛小路の灯りを横目に、三陽の餃子と瓶ビールで締めた、歴史や建築、様々な文化(!?)に触れる根岸→桜木町の旅でした。
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