イタリア ひとり旅
小倉です。m(_ _)m
今日は4月10日~17日までのイタリア一人旅で感じた事、経験した事などをつらつらと。
長くなってしまいそうなので、2回に分けたいと思います。
まずはトラブル??編ですかね。
今回訪れたのはフィレンツェ・ヴェネチア・ミラノ。
街を歩いていると映画の中にいるような世界が広がる観光都市。
水の都・ヴェネチア
ミラノ・ドゥオモ
それは出発日前夜、恒例の壮行会での出来事。
ホテルや行きたい場所を記した地図を片手に、旅のプランを説明していると、ほろ酔いで少し気分の良くなった上司が一言、
「マッピングのように回るだけならツアーと変わらない、全て消せ!」と。。。
「ホテルの場所だけは勘弁して下さい!!」と懇願するも
全て消される事になってしまった。
行きたい場所はまだしもホテルはまずい。。
住所はメモがあるけど地図はない。
方向も距離も分からない。
イタリアに到着して最大の試練は「ホテルにたどり着く事」になってしまった。
フィレンツェ・サンタマリア・ノヴェッラ駅
まず駅に観光者向けのインフォメーションセンターがないかキョロキョロ。
あれば、英語は通じるし詳細な行き方を聞けるかもしれないと。
人は、やっぱり少しでも楽をしたくなるもので。でも、どこを探しても無い。大きな駅なのに、構内地図を見てもどこにもない。
覚えてきたイタリア語「こんにちは・ありがとう・すみません」だけなのに。
英語が通じないかもと思うと、声をかけづらくて「いっそ、Wi-Fiにつないでグーグルマップに頼ろうか」そんな事も考えながら、右往左往するばかり。
そして、やっと道を聞いても、旅行者だったり、道を知らなかったり。
到着から30分以上経過しても動けず。はっきり覚えています。4人目に聞いたバスを待っていたおばあちゃん。
言葉は通じなくとも、住所を見せると場所は分かるようで、
「目の前の通りを進むとドゥオモがあるから、
そこから右の方向に行けばいいよ」と、身振り手振りで教えてくれた。
おばあちゃん ありがとう!!
あなたがきっかけを与えてくれました!
そこからは作業服の方やスーツの方など、現地の方だと分かる人に声をかけて、1時間かけてようやくホテルに。地図を貰って調べたら20分で着く道のりでした。
到着したホテル(アパルトマン)
フィレンツェの観光地は1時間30分程度あれば1周出来る広さなので、相当、遠回りしていたみたいです。
ヴェネチアでは道が迷路で聞いても、聞いてもホテルに辿り着けず、仕方なく地図を買ったり。
因みにヴェネチアは地図を持っていても、15分も歩くと自分の居場所が分からなくなります。
ミラノでは列車の予約を間違えていたみたいで、どこか分からない駅に到着したり。
30歳手前にしてリアル迷子です。(涙)
それでも、声をかけた人は英語を話せなかったけど、ジェスチャーで「ちょっと待ってろ」と言うと、英語が出来る人をわざわざ連れて来て説明してくれた。
本当に困っていたから、心底嬉しかった。
地図のない一人旅だからこそ味わえた経験ですかね。いい意味でも、わるい意味でも。
何年たっても忘れないのは、やっぱり人との思い出。
感動する景色や街並み、著名な芸術品の数々よりも。
一人旅の前に、参考にした本です。
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