さっと鎌倉プチ旅行
春先って何だか人を旅に誘う陽気が多いですね。
立ち止っているとちょっと肌寒く、動き出すと少し汗ばむような。
そんな陽気に誘われて、仕事モードが旅モードに変わり、思い立ってみんなで、いざ鎌倉へ行ってきました。鎌倉は東京の嵐山的存在だと勝手に思っています。
江ノ電と嵐電も雰囲気が似ているし。
寺社仏閣など、古都鎌倉の雰囲気が残っていて、東京から電車で1時間程で、ちょっとしたタイムスリップ気分も味わえます。
今回は、いつもの鎌倉のイメージからちょっとだけ目線をずらし、明治以降の近代建築を巡る旅。
鎌倉といえば『海』という方が多いかもしれませんが、実は、『山』にも魅力が満載。
まずは鎌倉山にある『檑亭』から。
横浜にあった農家を移築したお店で、1階でそば、2階で懐石料理を楽しめます。
鎌倉山の地形をそのままに、竹林や梅林のある回遊式庭園は、日本各地から移設した石仏や石塔、庵をところどころに配し、食後の散策にはちょうど良い広さです。
入館料の500円は、食事代に充てることができます。
進化前の人類が肩もんでもらっていました(笑)
鎌倉山は昭和初期の分譲地というだけあって、ところどころに素敵な風情がみられます。
こちらは、喫茶店「マウンテン」
ほぼ当初よりここにお住いで、当初はカフェでなくスーパーだったそうです。
宮崎駿の世界に出てきそうな花屋も。
鎌倉山は、駅近くの自転車屋さんで自転車を借りていくこともでき、最初はそのつもりで行ったのですが、自転車屋さんから相当時間がかかるし、坂も急だからバスの方がいいといわれ、バスで行きました。
山だけあって坂が多く、ぶらっと散策するだけでもいい運動になります。
山を下りて、街を散策することに。
昔の建物をそのままに、内装をリノベーションしたお店。両隣4軒がそのままに、スカイラインがとてもキレイ。
鎌倉文学館に行きたかったのですが、残念ながら休館日。鎌倉文学館は、旧加賀藩主前田侯爵の別邸で、昭和11年に第16代当主、前田利為によって改築された建物です。
思い付きで行き先が変わる風まかせの散歩ですので、近くをぶらぶら。
思いがけない出会いとは突然やってくるもの。
ここは長谷こども会館といって明治41年に住宅として建てられたの洋館です。
こども会館に転用された後も、一部は当時のままに残っているという、貴重な建物です。
こんな建物で自由に遊べる経験て、なかなかできませんね。
そして、その近くにあった住宅。
近代建築に浸れる、素敵な町内会でした。
山近くはこの辺にして、散歩のシメに海へ出ることに。
江ノ電の線路沿いは、趣のある景色がたくさんある、素敵な散歩道。
七里ガ浜の辺りの線路横。
関東の駅百選にもなっている、江ノ電の鎌倉高校前駅。
通学の最寄り駅がオーシャンビュー!!
小動の信号の前あたりの砂浜。
腰越駅から江ノ電が路面電車になるところ。
鎌倉に、近代を見に行く旅。
東京にはない景色や、風、においや、ちょっとした意外性があって楽しかったです。
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