烏山団地
2012-12-21
2021-07-18
京王線千歳烏山駅の活気ある商店街からちょっと入ったところに建物好きをうならせる団地があるのをご存知ですか?もうほとんど解体されているので、あったというのが正しいかな。
その名も『烏山団地』
どうしてうならせるのかというと、かのル・コルビュジエやアントニン・レーモンドに学んだ、前川國男が設計したテラスハウスだからなのです。
それがこれです。
古い建物好きや団地マニアの方はあれ?って思われたかもしれません。
どこかで目にしたような建物だなぁ~なんて。
そう、阿佐ヶ谷住宅に似ていますね。
三角屋根がかわいらしいですね。
かわいい三角屋根ですが、天井がないので、夏は2階はものすごく暑いというのを本で読みましたが、烏山団地の入居者の方に聞いてみると、やはり暑いとのことでした。
この前川テラスのある団地は、
・阿佐ヶ谷住宅(昭和33年竣工)
・烏山団地(昭和33年竣工)
・鷺宮団地(昭和32年竣工)
の3つで、現在は鷺沼団地が残っているのみだそうです。
烏山団地は、テラスハウスは2棟を残して解体されていました。
こんな風に(泣)
奥に見えるのが基礎の跡です。
10月に行ったUR技術研究所には、同じ時期に建てられた日本住宅公団の多摩平団地のテラスハウスの室内復元が展示されています。
UR技術研究所にある多摩平団地の復元。
無双窓がお洒落。
烏山団地ではなく、阿佐ヶ谷住宅ですが、本も出ていますので、紹介します。
マニア垂涎。
日本の団地の歴史も書いてあるので、団地に興味のある方には面白いと思います。
是非フォローしてください
最新の情報をお伝えします