山本直洋氏の写真展「ZIPANGU-Earthscape of Japan」
写真家の山本直洋さんの写真展が銀座のキャノンギャラリーにて行われました。
山本さんとは、青山物産が運営にかかわるアパートギャラリーの企画展、「第一回公募 世界旅写真展」の招待作家としてお招きした写真家です。この度、キャノンギャラリーで個展を行うということでオープニングレセプションにいってきました。
山本さんの写真は、なんと空撮。地球を感じられるような写真をテーマに撮影しています。
空を飛びながら写真を撮るのですが、エンジン付きパラグライダーをリュックサックのように背負うイメージです。その機材がこちら。
「ZIPANGU-Earthscape of Japan」ということで、今回は日本の山や島や海が被写体。世界中を飛び回りながら、地球を伝えていくってすごく素敵だなと思います。
マイクであいさつをする山本さん。
僕らは、仕事の都合でぎりぎりになってしまって、ゆっくり見れなかったのが残念。静寂の中でゆっくり見ることができたら、きっと写真が語り掛けてくるんだろうなと思いました。
その中でも、第二回世界旅写真展のゲスト審査員の石川梵さんにお会いできたり、第一回の入選作家と久々に会えたりと、とても有意義でした。
個人的には大室山の写真は、とてもよかった。※山本さんの後ろの写真。
何とも言えない懐かしさみたいなものがこみ上げてきました。というのも、僕(福永)が小学生で、函館の祖母の家に向かう、函館行の機内のこと。毎年とても楽しみにしている年末行事です。窓からみた夕焼けと富士山の景色がとてもきれいで、その光景を彷彿させてくれました。機内のイヤホンから流れる曲はは森高千里の「渡良瀬橋」だったのを鮮明に記憶しています。
僕のサンセット好きはもしかしたら、ここから来ているのかもしれないと思わせてくれた一枚でした。過去の思い出にダイレクトに飛び込んでくる写真って素晴らしいですね。例えば匂いだったら、金木犀の匂いが昔の恋愛を思い出させたりとわかりやすいけど、写真ってどうしても楽しみ方が難しかったりしますよね。特にギャラリーにわざわざ入って、写真から何かを感じるってすごく難しいことだと思います。
アパートギャラリーではそんなことを伝えられる、通訳者のようになれたらいいなと思っています。
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