東京湾の無人島『猿島』へショートトリップ
東京近郊に、遊びに行ける無人島があるらしい。
無人島??沖縄とかではあるまいし、東京近郊にそんなところがあるわけないと言いつつ『東京 無人島』で検索してみたら、、、なんとなんと、本当にあるではないですか!!
正確には、『東京湾に浮かぶ無人島』。その名も『猿島』。
冒険心をくすぐられる『無人島』の響き。それなら一回行ってみよう!ということで行ってみました。
どうやら、横須賀の三笠桟橋というところから船で行くらしい。とりあえず急ごうということでレンタカーで横須賀へ。電車だと、京急の横須賀中央駅が最寄りのようです。
テーマパークのようなゲート
既に何人か集まっていました。
クルーザーのようなこの船で行くようです。
運賃は、大人で往復1,200円。(2021年7月現在は、往復1,400円で、入園料として200円が掛かります。)
季節によって変わりますが、三笠桟橋から猿島までは、8:30~16:30の間に1時間間隔で運行しています。
船に乗って10分程度で猿島へ。船が小さいので結構揺れました。
砂浜にちょこっと見えるのが猿島の桟橋です。
東京湾唯一の無人の自然島で、面積は横浜スタジアムのグランドの約4倍。
黒船が姿を見せ始めた江戸後期に砲台が作られ、明治、大正、昭和初期にかけて、軍事要塞としての役割を持っていた島で、第二次世界大戦の終戦までは、一般人の立ち入りが禁止されていました。
ペリーが来航の際に作った海図には、ペリーアイランドと記されていたとか。
高射砲は撤去されていますが、砲台や兵舎といった建造物はそのまま残されていて、島内散策で見学することができます。
レンガ積みの要塞の跡が緑に覆われ、幻想的です。
あまり人もいないので、鳥の声が良く響きました。
ラピュタのような雰囲気も。
レンガの積み方は、明治20年頃から主流になった『イギリス積み』の建造物は多く残っていますが、それ以前の『フランス積み』の建造物は、造られた時期が早かったことから、ほとんどが壊されてしまい、今では数えるほどしか残されていないそうです。
世界遺産に登録された富岡製糸場も、フランス積みです。
岸壁から見える東京湾の海。
桟橋とは反対側にある岸壁。
猿島は無人島で、宿泊が許されておりません。そのため、17時には全員、島から出なくてはいけません。
三笠桟橋への船の最終便も17時です。
それまでは、バーベキューをしたり、釣りをしたり、桟橋近くの砂浜でゆっくり過ごすことができます。
コンロや包丁、着火剤といったバーベキューの機材も、3,500円で借りられますので、食材をもっていけば、手間なく簡単に楽しめます。(2021年7月現在は、5,000円。)
帰りは、せっかく車で来たので、少し足を伸ばして観音崎へ。
夕日がとてもきれいです。
東京湾の無人島。お勧めです。
猿島への行き方や船の料金、バーベキューセットの料金などは、こちらのサイトに詳細が記載されています。
https://www.tryangle-web.com/sarushima/
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